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米国では冠動脈性心疾患の再発が減少傾向

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米国では、2008年から2017年にかけて、心筋梗塞(MI)による入院から退院後1年以内のMIの再発率、冠動脈性心疾患(CHD)イベントの再発率、心不全による入院率および全死亡率が低下し、男性よりも女性で大幅に低下していたことが、「Circulation」2月16日号に掲載された論文で明らかにされた。

英インペリアル・カレッジ・ロンドンのSanne A.E. Peters氏らは、2008年1月1日~2017年12月31日にMIで入院した米国の成人を対象に、MIによる入院から退院後1年以内のMIおよびCHDイベントの再発率、心不全による入院率および全死亡率の経時変化を男女間で比較する研究を行った。対象者は、民間医療保険であるMarketScanのデータベースに登録されている65歳未満の保険加入者および公的医療保険メディケアのデータベースに登録されている66歳以上の保険加入者の米国人女性77万408例と米国人男性7万477例とした。退院後1年以内のMI再発、CHDイベントの再発、心不全による入院、および全死亡(メディケアのデータのみ入手可能)を調査した。

2008年から2017年にかけて、年齢で標準化した1,000人年当たりのMI再発率は、女性では89.2から72.3に低下し、男性では94.2から81.3に低下した(年齢、人種/民族、居住地域などの多変量で調整した性別によるPinteraction<0.001)。同様に、CHDイベントの再発率は、女性では166.3から133.3に低下し、男性では198.1から176.8に低下した(Pinteraction<0.001)。心不全による入院率は、女性では177.4から158.1に低下し、男性では162.9から156.1に低下した(Pinteraction=0.001)。全死亡率は、女性では403.2から389.5に低下し、男性では436.1から417.9に低下した(Pinteraction=0.82)。

2017年の女性のデータを男性のデータと比較した場合、多変量で調整した率比は、MI再発0.90(95%信頼区間0.86~0.93)、CHDイベント再発0.80(同0.78~0.82)、心不全による入院0.99(同0.96~1.01)、全死亡0.82(同0.80~0.83)であった。

著者らは、「MIによる入院から退院後1年以内のMI再発率、CHDイベント再発率、心不全による入院率、および全死亡率は、男女ともに2008年から2017年にかけて大幅に低下し、相対的に男性よりも女性で大幅に低下した。しかし、これらのアウトカムの発生率は依然として非常に高く、MI再発率、CHDイベントの再発率、および全死亡率は女性よりも男性で高いまま推移している」と述べている。

なお、数名の著者が、本試験に資金の一部を提供したAmgenを含む製薬企業との利益相反(COI)に関する情報を明らかにしている。(HealthDay News 2021年2月26日)

https://consumer.healthday.com/2008-to-2017-saw-dr...

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