See What HealthDay Can Do For You
Contact Us

50歳以上の4割以上が医師評価サイトの利用を経験

50歳以上の4割以上が医師評価サイトの利用を経験

ともするとやっかいな作業になりがちな医師探しだが、多くの中高齢者は、新しく医師を探す際に、インターネット上の医師評価サイトを利用していることが、新たな研究から明らかになった。この研究では、多くの人が、こうしたサイト上での評価を、家族や友人の勧めと同程度に高く評価していることも判明したという。米ミシガン大学アナーバー校内科学准教授のJeffrey Kullgren氏らによるこの研究の詳細は、「Annals of Internal Medicine」に4月13日掲載された。

Kullgren氏らは、米国の成人を対象に定期的に実施されているNational Poll on Healthy Aging(健康的な老化に関する全国世論調査)のデータを用いて、50〜80歳の中高齢者2,256人が医師を選ぶ際に、インターネット上の医師評価サイトをどの程度活用しているのか、また、そうしたサイトをどう捉えているのかを調べた。

その結果、全体の43%の人が過去に医師評価サイトを使用したことがあると回答した。また、医師を選ぶ際に、そうしたサイトでの評価を重視していると回答したのは全体の20%だった。これは、家族や友人の勧めに対する評価に匹敵するレベルである(それぞれ、20.3%、23.0%)。ただし、医師評価サイトでの評価以上に重要な要素として、加入している保険を使えるかどうかや、医師のいる医療機関の立地場所とアクセスに要する時間、他の医師からの推薦といったものが挙げられた。さらに、女性、教育レベルの高い人、および慢性疾患を持つ人は、医師評価サイトをよく使う傾向があることも判明した。

この結果を受けてKullgren氏は、「医師の評価サイトに投稿されている情報のレベルはさまざまだ。だが、多くの場合、医師が提供するケアの質に関する情報は欠如している」と指摘。その上で、「こうした医師評価サイトを閲覧する際には、自分にとって最も重要な情報は何なのかをよく考えることと、閲覧する情報がはらむ長所と短所を見極める必要がある」と述べている。

Kullgren氏はさらに、「医師に関するさまざまな情報を患者に提供して、患者が自分のニーズを満たす医師を効率よく見つけることができるようにするのは、医療制度の義務だ」と主張する。その上で、「政策立案者や臨床医は医師評価サイトでの評価が正当なものであることを保証する義務がある。また、患者自身も、医師評価サイトを使ってできることとできないことをきちんと理解する必要がある」としている。

今回の研究には関与していない、米国立健康研究センター所長のDiana Zuckerman氏も、医師評価サイトの情報の質や、医療従事者や政策立案者が医師評価サイトの基準を定めるべきだとするKullgren氏らの意見に同意を示している。同氏は、「友人や家族の勧めは有用な情報であるかもしれないが、最終的に重要になるのは、医師と接していく中で、その経験が自分のニーズや期待にどの程度見合うものであるかだ」と述べている。そして、「もし、受けているケアに不満がある場合には、躊躇せずに医師を変えるべきだ」と助言している。(HealthDay News 2021年4月14日)

https://consumer.healthday.com/4-13-4-in-10-adults...

Consumer Japanese