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揚げ物の摂取で心血管疾患リスクが増大

揚げ物の摂取で心血管疾患リスクが増大

揚げ物を食べると、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患(CVD)のリスクが高まることが、深圳大学健康科学センター(中国)のPei Qin氏らによる新たな研究で示された。揚げ物の摂取量が週に1サービング(114g)増えるごとにCVDリスクが増大することが明らかになったという。この報告は、「Heart」に1月19日掲載された。

今回の研究は、2020年4月11日までに発表された19件の研究データを分析したもの。このうちの17件の研究データを統合して、揚げ物の摂取とCVDリスクとの関連を検討した。対象者の総計は56万2,445人、生じた心筋梗塞や脳卒中などの主要心血管イベントの数は3万6,727件であった。さらに、6件の研究データを統合して、揚げ物の摂取とCVD死および全死亡との関連も検討した。対象者の総計は75万4,873人、追跡期間中央値9.5年での死亡者数は8万5,906例であった。

その結果、週当たりの揚げ物摂取量が最も少ない群に比較して、最も多かった群では、主要心血管イベントのリスクが28%、冠動脈疾患リスクが22%、心不全リスクが37%高いことが明らかになった。こうした結果は、研究や対象者の特徴で分類して解析しても変わらなかった。用量反応関係を調べたところ、実質的なリスクの増大は、週当たりの揚げ物摂取量が114g増加するごとに、主要心血管イベントリスクで3%、冠動脈疾患リスクで2%、心不全リスクで12%増加していた。

ただし、いくつかの研究では、摂取する揚げ物としてフライドフィッシュやフライドポテトなど1種類のみが対象とされており、揚げ物全体についての検討は行われていなかった。そのため、今回の研究で明らかにされた関連は、実際より低く見積もられている可能性があるという。

一方、CVD死、または全死亡と揚げ物摂取との間には、関連は認められなかった。しかし、これは解析対象者の数が少なかったことが影響している可能性があるという。

では、なぜ揚げ物の摂取によりCVDリスクが増大するのか。Qin氏らは、その機序は明らかになっていないとしながらも、いくつかの可能性に言及している。まず、揚げ物には、調理の際に用いられる水素添加植物油由来の有害なトランス脂肪酸が含まれている点を指摘。また、油で揚げることによって炎症反応に関与する副生成物の産生量も増大すること、さらに、特にファストフード店やレストランなどでは、フライドチキンやフライドポテトなどの塩分の高い食品は、砂糖入り飲料と一緒に供されることが多い点も挙げている。(HealthDay News 2021年1月19日)

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