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早期閉経では更年期の症状が重い

早期閉経では更年期の症状が重い

閉経は、ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ、発汗)や不眠など、さまざまな不愉快な症状をもたらすが、早発卵巣不全(POI)の場合、症状はさらに重いとする研究結果が、浙江大学医学院(中国)のYizhou Huang氏らにより報告された。研究の詳細は、「Menopause」に1月18日掲載された。

POIとは、卵巣の機能が停止し、40歳前に閉経することをいう。過去の研究でPOIは、骨粗鬆症や心血管疾患、気分障害、認知機能障害など多くの長期にわたる健康問題と関連することが示されている。しかし、これらの研究は、POIのリスク因子に関するものが多く、POIの有病率、症状の重症度や症状に影響する因子に関する報告はほとんどない。そこで研究グループは今回、POI女性293人(平均年齢33.76±5.47歳)を対象に、閉経に伴う症状を調べ、平均的な年齢で閉経した女性の症状の重症度や同様な症状の有病率と比較した。

POI女性に現れる症状として最も多いのは、感情の起伏(73.4%)、不眠(58.7%)、性交痛や性欲の減退などの性機能障害(58.7%)、倦怠感(57.3%)であった。解析の結果、POIの女性では、平均的な年齢で閉経した女性と比べて、倦怠感(オッズ比1.42)、更年期うつ病(同3.12)、感情の起伏(同3.57)、不眠(同1.41)を抱えるリスクが有意に高かった。

この研究には関与していない、北米閉経学会(NAMS)のStephanie Faubion氏は、「中国人女性を対象としたこの研究から、POI女性は、平均的な年齢で閉経した女性と比べて、閉経に関連した症状を抱えている人の割合が高いことが明らかになった」と述べている。そして、「症状がある人の割合や症状の重症度にかかわらず、POI女性は、禁忌でない限りは、少なくとも平均的な閉経年齢まではホルモン療法を受けて、気分障害や性機能障害だけでなく、骨折、心疾患、精神障害、早期死亡などの健康への長期的な悪影響を軽減するべきだ」と付け加えている。

こうした結果を受けて研究グループは、「医療従事者は、POI女性の精神症状や性機能障害のリスクに対する認識を深め、それらを軽減する方法を、患者と協力して見つけていくべきだ」と主張している。(HealthDay News 2021年1月21日)

https://consumer.healthday.com/b-1-21-clear-sympto...

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