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女性は男性より夜間に心停止しやすい

女性は男性より夜間に心停止しやすい

心停止の中でも夜間睡眠中に生じたものは特に致命的となり得るが、そのような心臓突然死(SCD)は、男性よりも女性によく生じることを、米シダーズ・サイナイ医療センター心臓研究所のSumeet Chugh氏らが報告した。研究の詳細は、「Heart Rhythm」に1月19日掲載された。

SCDは心筋梗塞と混同されることが多い。しかし、心筋梗塞が冠動脈にコレステロールなどが蓄積して閉塞することで生じるのに対して、SCDは心拍リズムの異常により拍動が止まるもので、発症機序が異なる。また、SCDは前兆がないまま突然起こり得るのに対して、心筋梗塞は多くの場合、前兆を伴う。さらに、心筋梗塞を起こした人の多くは救命されるが、院外での心停止の生存率はわずか10%に過ぎない点も異なる。

米国でのSCDは年間35万件と推定され、そのうち17~41%が午後10時~午前6時の時間帯に発生している。今回の研究は、4,126件のSCD(男性66.2%、女性33.8%)について調べたもの。これらのSCDのうち、918件(22.3%)は上記の時間帯に生じており、男性よりも女性に好発していた(20.6%対25.4%)。

多変量回帰モデルによる解析の結果、女性の性別(オッズ比1.3)、傾眠や呼吸抑制に関わる薬剤(鎮静薬や鎮痛薬など)の使用(同1.2)、慢性閉塞性肺疾患/喘息(同1.4)が、夜間のSCDと独立して関連する因子であることが判明した。

このような結果についてChugh氏は、「夜間のSCDは、周囲を混乱させる悲惨な出来事だが、女性であることが、夜間のSCDの独立した予測因子であることが分かり、驚いた」と述べている。

Chugh氏らは、女性で夜間のSCDのリスクが高い理由の解明には、さらなる研究が必要であるとしている。夜間のSCDには、呼吸器系が影響している可能性もある。夜間に心停止した人は、昼間に心停止した人よりも肺疾患を有する率が高く、また、現在あるいは過去の喫煙者である率も高かったからだ。

さらに、夜間に心停止した人では、鎮静薬や鎮痛薬などを使用している人が有意に多かった。このことからChugh氏らは、「この知見は、ハイリスク患者、特に女性に鎮痛薬や抗うつ薬を処方する際には、医師は注意する必要があることを示唆している」と述べている。(HealthDay News 2021年1月25日)

https://consumer.healthday.com/b-1-25-women-more-p...

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