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肥満者は35歳から2型糖尿病スクリーニングを

肥満者は35歳から2型糖尿病スクリーニングを

米国予防医学専門委員会(USPSTF)は3月16日、過体重または肥満者に対して行っている前糖尿病および糖尿病のスクリーニングの対象年齢を、35~70歳とする勧告案を発表した。スクリーニング開始年齢が2015年勧告の40歳から引き下げられ、より若い人が対象に含まれることになる。

糖尿病は米国で7番目に多い死因であり、心臓病、脳卒中、足の切断などの深刻な健康問題を引き起こす可能性がある。一般的なタイプの糖尿病である2型糖尿病は、体がインスリンを十分に利用できず、血糖値を正常なレベルに保つことができなくなる病気。また前糖尿病は、血糖値が健康な人よりも高いが、2型糖尿病と診断されるには至っていない状態。

このような糖尿病と前糖尿病の大きな危険因子の一つが、過体重や肥満であることが明らかになっている。USPSTFのメンバーの一人で、米マサチューセッツ総合病院のMichael Barry氏は、USPSTF発行のニュースリリースの中で、「スクリーニングによって糖代謝異常を早期発見することは、前糖尿病が糖尿病へと進行し、他の健康問題につながるのを防ぐのに役立つ」と述べている。

今回のスクリーニング対象年齢の引き下げは、過体重や肥満者の前糖尿病や糖尿病をより早期に発見し、深刻な健康問題の発生リスクを下げる狙いがある。USPSTFはこの勧告をグレードB(中程度の効果があるという確実性のある推奨)とし、医療提供者は前糖尿病の人に予防的介入を行う必要があるとしている。現在、勧告案に対するパブリックコメントを受付中で、期限は4月12日まで。

この勧告案について、米マウントサイナイ・アイカーン医科大学のEmily Gallagher氏は、「対象年齢の拡大が、大きな違いを生む可能性がある」としている。同氏は、「糖尿病は慢性腎臓病(CKD)と失明の主要原因であるが、同時に予防可能な病気でもある」と解説。予防可能な病気でありながら、糖尿病に気付かずに過ごしている人が多く、心臓発作や足潰瘍などの合併症を発症して、初めて糖尿病であったことが分かるというケースが少なくないという。

Gallagher氏は、「早期のスクリーニングによって前糖尿病の段階で異常を発見できれば、健康的な食事や運動量の増加といった生活習慣改善により糖尿病への進行を予防し、体重、血圧、血清脂質を下げることも可能だ。それによって、その後の臨床経過が良好になり、結果としてCKDや心血管疾患の発症リスクを減らすこともできる」と語っている。

USPSTFのメンバーもGallagher氏と同様の期待を述べている。例えば、米ハワイ大学ジョン・A・バーンズ医学大学院のChien-Wen Tseng氏は、「われわれは、前糖尿病状態にある人の糖尿病発症リスクを抑制し、一般市民の健康を改善するための効果的な方法を提案できたと考える。臨床医と前糖尿病状態の人、および糖尿病患者は、スクリーニングによってそれらがより早期に発見されたことのメリットを生かし、それぞれに適した対策を話し合い、実行していく必要がある」と語っている。(HealthDay News 2021年3月16日)

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