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食物アレルギー持ちの子の母乳育児はどうするべきか

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食物アレルギーを持つ子どもを母乳で育てている母親は、自身の食生活を変えるべきかどうかについて、しばしば医師から相反するアドバイスを受けていることが明らかにされた。米Scripps Healthのアレルギー専門医であるHannah Wangberg氏らによるこの研究の詳細は、「Annals of Allergy, Asthma and Immunology」に2月23日発表された。

Wangberg氏らは、即時型食物アレルギー(IgE依存型、アレルゲンとなる食品の摂取後数時間以内に症状が現れる)を持つ子どもを母乳で育てている母親に対して、インターネット上で調査を実施。母乳育児について医療従事者から受けたアドバイスや自身が実践していることなどについての回答を得た。

調査を完了した母親は133人であった。このうち、43.4%は食事制限なしで母乳育児を続けるように、17.3%は母乳育児中に子どもがアレルギー反応を示す食物を避けるようにアドバイスされていた。その一方で、28.6%は食事に関する指導を何も受けていなかった。また、10人に3人近く(30.3%)は、母乳育児中に摂取する食物について、医療従事者から相反するアドバイスを受けていた。ただし、子どもの食物アレルギーを理由に母乳育児を断念するように勧められた母親は一人もいなかった。

12%(16/133人)の母親は、子どもが母乳に対してアレルギー反応を示したと回答した。しかし、その大半(75%)は、アレルギー専門医により、即時型アレルギーである可能性は低いと評価されていた。

89.4%(118人)の母親は、子どもが食物アレルギーの診断を受けた後も母乳育児を続けていた。このうち、46.6%の母親は子どもがアレルギー反応を示す食物を週に1回以上の頻度で、25.4%の母親は週に1回未満の頻度で摂取しながら、授乳の仕方を変えることなく母乳育児を続けていた。

米国アレルギー・喘息および免疫学会(ACAAI)のJay Lieberman氏は、「この問題に関しては、利用可能な質の良いデータが少ないため、指導内容にも統一が取れていない。今回の調査で明らかにされたような混乱が生じる理由の一部も、このことによるものだろう。とはいえ、子どもがアレルギー反応を示す食物を母親が食べたことによって、子どもにアレルギー反応が生じることを示すエビデンスはほとんどない」と話す。その上で同氏は、「私は母乳育児中の母親に、子どもに食物アレルギーがあっても、好きなものを食べ続けながら授乳するようアドバイスしている。しかし、子どものアレルゲンを避けることで母親が精神的に楽になるのなら、そうすれば良いと思う。いずれにせよ、母乳育児は続けるべきだ」と付け加えている。(HealthDay News 2021年3月10日)

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