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COVID-19は小児がん患者の介護者に悪影響を及ぼす可能性

mother and sick son

小児がんサバイバーの介護者は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が原因で、治療を変更したり、経済破綻や精神的苦痛に陥ったりしていることが、米デューク大学のCourtney E. Wimberly氏らの調査で明らかになった。詳細は、「Pediatric Blood & Cancer」4月号に掲載された。

著者らは、小児がんサバイバーの介護者に対するCOVID-19の悪影響を調べるために、2020年4月13日から5月17日にかけて、COVID-19パンデミック時の経験、行動および思考などに関連する13項目から成る質問調査を実施した。順序ロジスティック回帰分析を用いて、小児がんサバイバーの介護者の精神状態と、COVID-19に関連する経験および人口統計との関連を評価した。

小児がんサバイバーの介護者321家庭(積極的サーベイランスまたはフォローアップ下にある小児の介護者175家庭、調査時にがん治療が完了していた小児の介護者146家庭)から有効回答を得た。介護者は、がんに罹患している小児を介護することとCOVID-19の予防策を講じることとの間に類似点を見出すなど、全般的に極めて高い対応能力を示した。受診予約を延期またはキャンセルした回答者は50%、画像検査を延期またはキャンセルした回答者は19%であった。生活必需品の支払いにも困窮していた回答者は11%で、これは、日常生活の破綻や不安の増大、不眠、社会的支援へのアクセスの減少と関連していた(P<0.05)。自主隔離をした回答者では、不安と不眠の症状がより顕著であった(P<0.05)。政府のCOVID-19対策を信頼すると回答した介護者では、日常生活の乱れが少なく、抑うつ症状や不安の症状が軽く、睡眠の質が高く、将来への希望が大きかった(P<0.001)。

著者らは、「医学的リスクのある小児がん患者とその介護者を支えていくために、医療従事者は、小児がん患者を抱えている家族の経済毒性(financial toxicity)と孤立感を評価し、COVID-19による影響が小児がん患者によってどのように異なるのかについて信頼できる情報を提供するよう努めるべきである」と述べている。(HealthDay News 2021年3月15日)

https://consumer.healthday.com/covid-19-impacting-...

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