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電子タバコは統合失調症スペクトラム障害を有する喫煙者の禁煙に有効か

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ニコチン濃度の高い電子タバコは、統合失調症スペクトラム障害を有する喫煙者の禁煙または減煙に有用である可能性があることが、「Nicotine & Tobacco Research」に3月16日掲載された論文で明らかにされた。

統合失調症患者の喫煙率は60~90%に及ぶと推定されている。そこで、カターニア大学(イタリア)のPasquale Caponnetto氏らは、ニコチン濃度の高い新世代の電子タバコを用いて、統合失調症スペクトラム障害を有する喫煙者の喫煙行動を改めることができるかを評価すべく、単群非盲検パイロット試験を行った。

統合失調症スペクトラム障害の成人患者で禁煙および減煙の意志のない喫煙者40例(男性26例、女性14例、平均年齢48.3±12.1歳、平均喫煙量45.4±23.9箱/年、1日当たりの喫煙本数の中央値25本)に、ニコチン濃度5%の電子タバコを12週間提供した。主要評価項目は、電子タバコの使用開始から12週時までの禁煙とした。同時に有害事象も調査した。

12週時までに禁煙に成功したのは16例(40%)、50%以上の減煙に成功したのは21例(52.5%)で、計37例(92.5%)で電子タバコの効果が確認された。これら37例の12週時における1日当たりの喫煙本数の中央値は6本に減少した(ベースライン時から75%減少、P<0.001)。12週時点で、電子タバコによりめまいが生じたか尋ねたところ、81.4%が「全くない」、11.5%が「ほとんどない」と回答し、悪心が生じたか尋ねたところ、73.5%が「全くない」、13.3%が「ほとんどない」と回答した。

著者らは、「統合失調症スペクトラム障害患者の大多数はタバコをやめないでいる。喫煙を原因とする諸疾患の罹患や死亡を回避するためには、電子タバコのような代替手段など、効率的な介入を早急に行う必要がある」と述べている。(HealthDay News 2021年3月19日)

https://consumer.healthday.com/e-cigarettes-help-s...

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