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BMI値が高いほど乾癬罹患リスクが上昇する

obesity and cancer risk

BMI高値は乾癬罹患リスクの上昇と関連することが、米Donald and Barbara Zucker School of Medicine at Hofstra/NorthwellのAlexandra Norden氏らにより、「Journal of the American Academy of Dermatology」に6月9日報告された。

Norden氏らは、BMI値と乾癬罹患リスクとの関連を検討するため、IBM Watson Healthが開発した、総合医療情報システムの解析と研究のためのプラットフォーム(IBM Explorys Platform)を用いた後ろ向きコホート研究を行った。2019年9月9日時点で同プラットフフォームに登録されていた乾癬患者の10%(約150万人、18〜89歳)をランダムサンプルとして抽出。BMI 25.0未満の46万1,236人を「正常または低体重」群、BMI 25.0〜29.99の46万6,169人を「過体重」群、BMI 30.0〜34.99の30万3,336人を「肥満度1」群、BMI 35.0以上の27万5,806人を「肥満度2または3」群に分類して、観察対象期間中(2008年1月1日〜2019年9月9日)の乾癬罹患率を比較した。

1万人年当たりの乾癬の粗罹患率は、「正常または低体重」群で9.5〔95%信頼区間(CI)9.1~10.0〕、「過体重」群で11.9(同11.4~12.4)、「肥満度1」群で14.2(同13.6~14.9)、「肥満度2または3」群で17.4(同16.6~18.2)であり、BMI高値群ほど粗罹患率は高かった。また、Cox比例ハザード回帰モデルにより年齢、性別、人種/民族、喫煙の有無などの因子の影響を調整して分析したところ、「正常または低体重」群と比較した調整後ハザード比は、「過体重」群で1.19(同1.12~1.27、P<0.001)、「肥満度1」群で1.43(同1.34~1.53、P<0.001)、「肥満度2または3」群で1.83(同1.71~1.95、P<0.001)と有意に高く、BMIが高値になるほどリスクが上昇していた。

著者らは、「今回の研究で得られた知見は、家族歴などの乾癬リスクがある患者に対するカウンセリングの取り組みに役立つだろう。加えて、肥満と乾癬の関係についてのメカニズムの研究や、乾癬の管理における減量の役割を評価する上でも有用な可能性がある」と述べている。

なお、1名の著者が、製薬企業との利益相反(COI)に関する情報を明らかにしている。(HealthDay News 2021年6月16日)

https://consumer.healthday.com/higher-bmi-linked-t...

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