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がんサバイバーの乾癬リスクは高い

a person showin an elbow with a skin condition called Psoriasis
Adobe Stock

がんサバイバーの乾癬リスクは高く、特に血液がんサバイバーで高いことが、カトリック大学(韓国)のMiri Kim氏らが実施した全国規模の集団ベースコホート研究の結果から明らかになった。詳細は、「British Journal of Dermatology」に6月30日掲載されたリサーチレターに報告された。

著者らは、韓国のNational Health Insurance Serviceのデータベースに登録されたデータを用いて、成人になってからがんを発症したサバイバーにおける乾癬の発症率を評価した。2009~2015年に同データベースに新たに登録された乾癬の既往のない50歳超のがんサバイバー80万4,836例(がんサバイバー群)と、年齢・性別をマッチさせたがんに罹患していない161万3,046例(対照群)との間で乾癬リスクを比較した。

年齢、性別、合併症で調整した多変量Cox比例ハザードモデルで解析したところ、がんサバイバー群は対照群と比べて乾癬リスクが有意に高いことが明らかになった〔ハザード比(HR)1.41、95%信頼区間1.38~1.43〕。がん種別のサブグループ解析を行ったところ、対照群と比べて乾癬リスクが高かったのは、白血病(HR 3.36)、リンパ腫(同2.66)、多発性骨髄腫(同2.50)、皮膚がん(同2.32)、および肺がん(同2.02)のサバイバーであった。潜在的な交絡因子で調整した解析の結果、子宮がんおよび精巣がんのサバイバーでは乾癬リスクの有意な上昇は認められなかった。

著者らは、「がんによる慢性炎症は、肥満や喫煙、飲酒などの一般的なリスク因子と同様に、がん患者の乾癬リスクを高める可能性がある。さらに、がんそのものによって、乾癬が発症しやすくなっている可能性もある」と述べている。(HealthDay News 2021年7月21日)

https://consumer.healthday.com/increased-risk-of-p...

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