See What HealthDay Can Do For You
Contact Us

中強度以上の運動で心血管疾患リスクが低下

riding stationary bikes

運動は、そのレベルが中強度でも強度でも心血管疾患(CVD)のリスク低下に関与し、その効果はどちらのレベルでも運動時間にほぼ比例して大きくなることが、「PLOS Medicine」に1月12日掲載された論文で明らかにされた。

英オックスフォード大学のRema Ramakrishnan氏らは、加速度計で測定された1週間当たりの中強度または強度の運動を行った時間(分)および総運動量(milli gravity;mg)とCVD発症との関連を検討した。UKバイオバンクのコホート研究の参加者で、CVDの既往がなく、参加に同意した9万211例のデータを利用した。2013~2015年に、中強度(100~400mg)および強度(400mg超)のそれぞれの運動を行った時間(分)および総運動量(mg)を加速度計で7日間測定した。多変量調整Cox比例ハザード回帰モデルを用いて、中強度/強度の運動時間および総運動量とCVDリスクとの関連のハザード比(HR)を求めた。追跡期間は44万4人年(期間中央値5.2年、四分位範囲1.2年)であった。この間、CVDと診断された参加者は3,617例(非致死的CVD 3,305例、致死的CVD 312例)であった。

2つのレベルの運動時間も総運動量も四分位数で4群に分けて検討したところ、総運動量が最も低い群(22.7mg以下)では、喫煙者の割合が高く(元喫煙者36.8%、現喫煙者8.7%)、高BMI(30以上)の人が多く(30.4%)、C反応性蛋白が上昇しており(平均2.9±4.5mg/L)、高血圧の割合が高かった(2.4%)。2つのレベルの運動時間も総運動量も、CVD発症リスクとの関係は線形であった。2つのレベルの運動時間および総運動量のそれぞれの最低四分位群を1とすると、いずれも多い群ほどCVDのHRが低くなった。すなわち、交絡因子(年齢、性別、民族、教育、喫煙、飲酒および貧困)を調整した上で、中強度の運動時間の四分位群ごとに求めたCVDのHR(95%信頼区間)は、第2群0.71(0.65~0.77)、第3群0.59(0.54~0.65)、第4群0.46(0.41~0.51)であり、同様に強度の運動時間では、0.70(0.64~0.77)、0.54(0.49~0.59)および0.41(0.37~0.46)、総運動量では、0.73(0.67~0.79)、0.63(0.57~0.69)および0.47(0.43~0.52)であった。

著者らは、「早期死亡例を除外しても結論は同じであった。今回考慮した交絡因子以外の因子が存在する可能性はあるが、本研究は、測定機器を使用して運動量とCVDとの関連を検討した研究の中では、これまでで最大規模のものであり、心血管疾患の予防における運動の役割は、従来考えられていたものよりも大きいのではないか。世界保健機関が2020年に発出した新たなガイドラインでは、成人に対し、中強度または強度の有酸素運動を、少なくとも週に150~300分程度行うべきとしているが、今回の結果はこれを裏付けるものである」と述べている。(HealthDay News 2021年1月13日)

https://consumer.healthday.com/physical-activity-t...

Abstract/Full Text

Physician's briefing japanese

HealthDay

HealthDay is the world’s largest syndicator of health news and content, and providers of custom health/medical content.

Consumer Health News

A health news feed, reviewing the latest and most topical health stories.

Professional News

A news feed for Health Care Professionals (HCPs), reviewing latest medical research and approvals.