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多発性硬化症診断後の妊娠では帝王切開率が高い

pregnancy

多発性硬化症(MS)の女性患者では、MS診断後の方がMS診断前よりも妊娠件数が少なく、帝王切開率が高く、妊娠年齢が高齢化していることが、「Multiple Sclerosis and Related Disorders」2月1日号に掲載された論文で明らかにされた。

Hospital Doctor Sótero del Río(チリ)のBernardita Soler氏らは、MS診断前と診断後で、妊娠に関する意思決定と妊娠の結果がどう違うかを比較すべく、質問票を用いた後ろ向き調査を実施した。対象としたのは、チリのPrograma de Esclerosis Multiple UCで治療を定期的に受けていた女性MS患者のうち、MSの診断前または診断後に妊娠した患者であった。

218例から回答が得られ、回答者には妊娠経験のない67例が含まれていた。妊娠の総計は299件であった。診断前に妊娠した女性(PreMS)は97例、妊娠件数は223件、1例当たりの平均妊娠件数は2.5±1.3件であった。一方、診断後に妊娠した女性(PostMS)は59例、妊娠件数は76件、1例当たりの平均妊娠件数は1.9±1.1件であり、PreMSの平均妊娠件数が有意に多かった(P=0.003)。妊娠時の平均年齢は、PreMSで27.6±6.2歳、PostMSで32.6±4.6歳で、PostMSが有意に高かった(P<0.001)。PreMSとPostMSとの間で有意差が認められたのは、帝王切開率(37%対66%、オッズ比2.74、95%信頼区間1.5~52、P=0.002)、MS再発が疑われる症状の出産後6カ月以内の発現率(7%対18%、P<0.001)、および母乳哺育率(83%対67%、P=0.005)であった。在胎週数、出生体重・身長に有意差は認められず、大奇形の発生率も両群で同程度であった。

著者らは、「MSと診断された後には、妊娠に関する意思決定に変化が起きていることが分かった。今後、エビデンスをさらに蓄積して、出産適齢期の女性MS患者の意思決定を支援するとともに、こうした女性のケアを改善すべきだろう」と述べている。

なお、数名の著者が、ある製薬企業との利益相反(COI)に関する情報を明らかにしている。(HealthDay News 2021年1月13日)

https://consumer.healthday.com/pregnancy-outcomes-...

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