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酒さがある男性では片頭痛リスクが2倍

man holding his head in pain

片頭痛は酒さのある人に多く見られ、特に男性では酒さがない男性に比べてリスクが2倍になることが、「British Journal of Dermatology」で6月15日報告された。

特に閉経後の女性において、酒さと片頭痛に関連があることが、これまでに複数の研究で報告されている。オウル大学病院(フィンランド)のSuvi-Paivikki Sinikumpu氏らは、Northern Finland Birth Cohort 1966 Studyのデータを用いて、一般集団における酒さと片頭痛の関連を検討した。同研究に登録され特定の地域に在住する3,181人が皮膚科医による診察を受け、そのうち1,932人(女性53.7%、男性46.3%)が本研究の対象となった。医師による片頭痛の診断は研究対象者の自己申告とし、片頭痛に関連する症状は、特定の質問(国際頭痛分類第3版に基づく前兆のない片頭痛症状)により調査した。

酒さの有病率は全体で15.1%であった。酒さのある人では、自己申告による片頭痛が酒さのない人よりも多かった(21.5%対18.5%)。片頭痛のある人において、酒さのある人は、酒さのない人と比較して片側性頭痛(25.3%対18.4%)と拍動性頭痛(33.9%対24.6%)をより多く申告した。ロジスティック回帰分析の結果、酒さがある男性では、自己申告による片頭痛で調整オッズ比2.26(95%信頼区間1.13~4.53)、片側性頭痛で2.07(同1.09~3.94)、拍動性頭痛で1.83(同1.00~3.33)、日常的な動作を避けるような頭痛で2.22(同1.12~4.37)、光過敏および音過敏による頭痛で1.94(同1.03~3.62)と、片頭痛リスクが酒さのない男性の2倍であった。同様のリスクは女性患者では見られなかった。

著者らは、「先行研究において酒さと片頭痛との関連は主に女性で示されてきたが、これらは主に登録データに基づいた結果であり、これが選択バイアスを引き起こし、男性の片頭痛リスクの発見を妨げていた可能性がある。酒さは、遺伝的素因、表皮バリアの障害、免疫系の調節不全に加えて、神経血管の調節不全と神経性炎症を特徴とすることから、片頭痛と病態メカニズムが類似している。今回の結果から、医師に対しては、特に男性の酒さ患者を診察する際、片頭痛の症状について聴取すると同時に、酒さの正確な診断を徹底することが推奨される」と述べている。(HealthDay News 2021年7月1日)

https://consumer.healthday.com/risk-of-migraine-ma...

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