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新型コロナウイルス陽性者の多くに発疹

red rash on man\'s back

発疹は鼻咽頭スワブ検査による新型コロナウイルス陽性判定と関連しており、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)でよく見られる症状であるとする研究報告が、「British Journal of Dermatology」に1月14日掲載された。

英キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)のAlessia Visconti氏らは、COVID-19に関連した症状を報告するためアプリ「COVID Symptom Study」の英国ユーザー33万6,847人〔2020年5月7日~6月22日までのデータ登録者数、女性55.8%、平均年齢43.9歳(標準偏差19.7)〕のデータを用い、新型コロナウイルス感染における発疹の診断的価値を検討した。さらに、2020年6月12~17日に、COVID-19に関連する症状は皮膚病変だけだったかどうかや、皮膚病変の持続期間、他の症状の有無、発症のタイミング(感染の前か後か、感染中か)を尋ねるオンライン調査を実施し、1万1,544人〔女性77%、年齢中央値53歳(四分位範囲41〜63歳)〕分の有効回答を得た。

COVID Symptom Studyアプリユーザーのうち、鼻咽頭スワブ検査の結果を提供したのは2万7,157人(8.1%)で、このうちの2,021人(7.4%)が新型コロナウイルス陽性であった。陽性者の中で発疹を報告したのは8.8%(178人)で、多変量ロジスティック回帰分析の結果、発疹と新型コロナウイルス陽性判定との間に有意な関連性が見出された〔オッズ比(OR)1.67、95%信頼区間(CI)1.42~1.97、P=1.1×10-9〕。なお、発熱のORは1.48(95%CI 1.31~1.66、P=4.3×10-11)であった。

さらに、アプリユーザーとは独立したコホートをオンラインで調査したところ、1万1,544人中694人がスワブ検査または抗体検査により新型コロナウイルス陽性と判定されていた。陽性者のうち、皮膚病変がCOVID-19の最初の症状だった例が17%、他の症状と同時に現れた例が47%、他の症状の後に現れた例が35%であった。また、21%は発疹が唯一の臨床症状だったと回答した。皮膚病変の平均持続期間は、指趾の皮膚病変が13日間、丘疹が14日間、蕁麻疹が5日間であり、蕁麻疹の持続期間は有意に短かった(Wilcoxon's P<2.3×106)。

著者は、「この研究結果は、COVID-19疑いの症状に発疹を含めるべきであることを強く裏付けるものだ。発疹は発熱ほど一般的ではないが、より特異的かつ長期間持続することから、患者自身が容易に気付くことができる。COVID-19の皮膚病変に対する一般市民や医療専門家の意識が高まることで、感染の検出や接触の追跡をより効率的に行うことが可能になる」と述べている。

なお、複数の著者がZoe Global Limited社との利益相反(COI)に関する情報を明らかにしている。(HealthDay News 2021年3月17日)

https://consumer.healthday.com/skin-rashes-occur-i...

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