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ST上昇型心筋梗塞の症状発現からバルーン治療までの時間は梗塞サイズと関連

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初回経皮的冠動脈インターベンション(pPCI)を受けたST上昇型心筋梗塞(STEMI)患者の梗塞サイズおよび微小血管閉塞(MVO)の大きさは、症状発現からバルーン治療実施までの時間(SBT)と関連していたが、病院到着からバルーン治療実施までの時間(DBT)とは関連していなかったことが、「Circulation: Cardiovascular Interventions」に1月14日掲載された論文で明らかにされた。

米Clinical Trials Center at the Cardiovascular Research FoundationのBjörn Redfors氏らは、pPCIを受けたSTEMI患者を対象とした10件のランダム化試験の参加者3,115例の統合データを用いて、pPCI後の梗塞サイズおよびMVOの大きさと、SBTまたはDBTとの間の関連を調べる研究を行った。梗塞サイズは、99mTc-セスタミビ心筋SPECTあるいは心臓MRIで評価した。MVOの大きさは心臓MRIで評価した。

SBTのカテゴリーを、短いSBT(2時間以下)、中間SBT(2~4時間)および長いSBT(4時間超)に分類し、DBTのカテゴリーを、短いDBT(45分以下)、中間DBT(45~90分)および長いDBT(90分超)に分類して、患者をSBTおよびDBTの長さによって層別化した。多変量Cox比例ハザード回帰モデルを用いて、年齢、性別、高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙状態などの共変量で調整し、患者の登録開始時から追跡調査終了時までの臨床アウトカムに対するSBTまたはDBTの影響を評価した。

SBTの中央値は185分〔四分位範囲(IQR)130~269〕、DBTの中央値は46分(同28~83)であった。pPCI実施から梗塞サイズ評価までの期間中央値(IQR)は5日(3~12)であった。梗塞サイズはSBTが長いカテゴリーになるほど段階的に増加した。短いSBTの患者の梗塞サイズを基準とした場合、多変量で調整後の梗塞サイズの差〔95%信頼区間(CI)〕は、中間SBTの患者で2.0%(0.4~3.5)、長いSBTの患者で4.4%(2.7~6.1)であった。しかし、DBTの長さによる梗塞サイズへの影響は認められず、短いDBTの患者の梗塞サイズを基準とした場合、多変量で調整後の梗塞サイズの差(95%CI)は、中間DBTの患者で0.4%(-1.2~1.9)、長いDBTの患者で-0.1%(-1.0~3.0)であった。MVOの大きさは、短いSBTの患者と比較して長いSBTの患者で大きかったが(多変量調整後の差0.9%、95%CI 0.3~1.4)、短いSBTの患者と中間SBTの患者間では有意差がなかった(同0.1、-0.4~0.6)。DBTによるMVOの大きさの違いは認められなかった。SBTとDBTを連続変数とした多変量解析でも、同様の結果が得られた。

共著者の一人は、「われわれは、一般の人たちが心臓発作の症状に対する理解を深められるように努力するとともに、症状発現から救急医療へのアクセスまでにかかる時間が短くなるように尽力する必要がある」と述べている。

なお、数名の著者が、あるバイオ医薬品企業との利益相反(COI)に関する情報を明らかにしている。(HealthDay News 2021年1月14日)

https://consumer.healthday.com/symptom-to-balloon-...

Abstract/Full Text (subscription or payment may be required)

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